PVP基礎講座~入門編~
(PVP基礎講座総集編動画はコチラ:https://youtu.be/tY4GLoammEI)
■はじめに
マビ英PVP(アリーナ、フリーマッチ等)での戦い方は一般レイド戦闘とは大きく異なり、その戦い方を知らないと、とても戦い辛いです。なので、今回の基礎講座ではその基礎的な立ち回り方をお伝えしようと思います。なお、ここで扱うのはあくまで基礎講座なので、各々のキャラの固有的な立ち回り、コンボ、バグ技、ハメ等に関しては触れておりません。後々コンボやカウンター、フェイント等の応用編も扱う予定です。
さて、マビ英PVPの基礎で最も重要でありながら、一般戦闘と最も異なるところは
①無敵バフ ②掴み です。
掴みなんて一般戦闘じゃあ殆ど使いませんからね。それらを順番に見て行きましょう。
■本講座の構成
1.無敵バフ
2.掴み
3.掴み対策
4.まとめ
■1.無敵バフ
「無敵バフ」とは、「自分の回避の終わり」に「相手の攻撃」が当たれば、白いキラキラが体を纏い、「2秒間」攻撃を受けなくなるバフのことです。
(掴みは食らいますが、無敵バフ中ならダメージが通りません、また正確には「自分の素の回避の無敵時間の終わり」です)
上に挙げた、杖と鎖の無敵バフの映像を見れば分かると思いますが、回避に攻撃を受けた瞬間、白いキラキラが体を纏っていますね。
あのキラキラが「無敵バフ」です。
要するに、「自分の回避の終わり」に「敵の攻撃」が当って「2秒無敵」が得られます。
少し実戦での無敵バフを見てみましょう。
相手のアリシャは「無敵バフ」によりダメージを受けていない反面、こっちの剣ベラは相打ちされて、ダメージを受けていますね。このように、上手な人は、敢えて「相手の攻撃」に「自分の回避」を当て、この「2秒無敵」を上手く得たり、活用したりします。例えば、この2秒間を使い、相打ちしたり、掴んだり、スタミナ回復したり、大技を回避したりできるわけです。
ゆえに、今までのことを簡単な式に表すと「回避>攻撃」と表すことができます。
※ただし、ここには例外があります
例外:アリシャのガード
「無敵バフ」は当初の設定では「回避成功バフ」という名なのですが、アリシャのガードはフィオナのガードとは違って、終わりに攻撃が当たると「無敵バフ」が付きます。ガードされた場合、連打で攻撃しない方が良いでしょう。
■2.掴み
一般レイドではあまり使われない、物を掴むキーでの「掴み」が、マビ英PVPではとっても重要です。「掴み」は、「移動」「回避」「ガード」「一般攻撃」中の相手を止めて、攻撃することができます。
(※ただし、イヴィ・リン・カイは「掴み」を使うことができません。これは当初の設定で、レンジャークラスには掴みが与えられていなかったことから来ています。)
では実際に映像でみてみましょう。
↑ ① 移動・ダッシュ掴み
↑ ②回避掴み
↑ ③ガード・スタンス掴み
↑ ④一般攻撃掴み
↑ ⑤ワープホール掴み
ご覧の通り、多くの場面で掴みが使われます。
「①移動掴み」と「④一般攻撃掴み」の映像を見ると分かるように、「移動」や「一般攻撃」は「攻撃」と「掴み」の両方に弱いです。なので一般攻撃を多く挟み、隙の多い3~4スマなどは、敵の近くではあまり使わない方が良さそうですね。
また「③ガード・スタンス掴み」で分かるように、フィオナ・アリシャのガード、剣ベラのスタンスは掴めます。小盾フィオナや剣ベラのガード・スタンスへの攻撃は、カウンターに繋がる危険があるので、上手く掴みで対処すると良いでしょう。
そして、なにより、「掴み」を使って「回避」を止めることができます。「無敵バフ」の要である「回避」を止めて攻撃できるので、先ほどの式に付け加えると
「掴み>回避>攻撃」 と表すことができます。
※ただし、これにも例外があります。
例外:ハルクの「アタックブレイク」(通称AB)
ハルクのアタックブレイクは、「無敵バフ」が付くにもかかわらず、掴むことができません。これには注意が必要ですね。
■3.掴み対策
最後に、先ほど「掴み>回避>攻撃」と述べましたが、「掴み」にも対策法があって、「掴み」で移動・回避・ガード・一般攻撃等は掴めても、「スマッシュ」は掴めないんです。
なので、相手が攻撃してくると分かったときには、即座にスマッシュの打てる「0スマッシュ」(通称0スマ)や「ダッシュスマッシュ」(通称ダッスマ)等で対策します。ただし、これはキャラ毎に対策法が違います。
①0スマ対策
‐ベラ、フィオナ、剣リシタ、リン、柱カロック、鎌イヴィは基本「0スマ」で「掴み対策」します。
↑ 槌フィオナの0スマ掴み対策
‐そのうち、剣フィオナ、剣ベラ、剣リシタ、鎌イヴィの場合、0スマを貯めて打つと相手を浮かすことができます。浮いた相手にはコンボで反撃可能なので、掴む側としてはリスクが高いですね。
剣フィオナ、剣ベラの0スマ・0スマ貯め掴み対策
②ダッスマ対策
‐槍リシタ、拳カロックは「0スマッシュ」が無いので、「ダッシュスマッシュ」で「掴み対策」します。ただ、浮かし効果もなく、ダメージ倍率も低めなので、掴む側のリスクも低く、比較的に「掴み」に弱い部類だと言えましょう。
↑ 槍リシタのダッスマ掴み対策
③杖イヴィの掴み対策
‐杖イヴィは「詠唱」自体が「掴み対策」になり得ます。ただ、ほぼ即座に出せて、浮かし効果もある「マナマイン」での「掴み対策」がセオリーかもしれません。無論、詠唱で貯めておいた魔法などで「掴み対策」と同時に反撃することもできます。
↑ 杖イヴィの詠唱・マナマイン掴み対策
④カイの掴み対策
‐ガンカイは、基本的にはリボルバーを回すだけで「掴み対策」になり得ます。そこから「ホローショット」などで反撃できるので、掴む側としてはリスクの高い部類でしょう。
‐弓カイは3つほど掴み対策があって、ⅰ回し蹴り、ⅱ前蹴り、ⅲ連射の貯めのモーションで「掴み対策」が可能です。ⅱ前蹴りの場合は75SPが必要ですが、相手を浮かせることができるので、反撃に繋がりやすいでしょう。
↑ ガンカイと弓カイの掴み対策
⑤アリシャの掴み対策
-アリシャはマナストーンの出し入れで「掴み対策」します。このとき、マナストーンがエンチャント状態(赤い状態、マナブレード状態)のときは、当たると浮かされるので注意が必要です。また、マナストーンはマナリージョンなどの爆発技にも繋がるので、アリシャもまた掴む側のリスクが高い部類と言えましょう。
↑ アリシャのマナストーン出し入れ掴み対策
⑥掴みで掴み対策
-最後に、「掴み」のあるキャラなら、「掴み」自体が「掴み対策」になり得ます。まあ実際はお互い掴もうとして掴めないという状況になる場合が稀にあります(笑)。
↑ お互い掴み
このように、相手の「掴み」には「スマッシュ」等で対策します。これはまた反撃のチャンスともなり得るので、上手く使えると、相手も「掴み」を使う際のリスクが高まり、迂闊に掴めなくなってきます。
以上を以って先ほどの式に表すと
「スマッシュ>掴み>回避>攻撃」
という形になるわけです。
これを図に表してまとめてみましょう。
■4.まとめ
「スマッシュ>掴み>回避>攻撃」を図に表すと、このように三すくみのような関係になっているわけです。
相手の動きを見切ったり予測して、
「攻撃」に「回避」で「無敵」を付けたり
「回避」に「掴み」で止めて攻撃したり
「掴み」に「スマッシュ」で反撃したり・・・ の繰り返しです。ジャンケンみたいですね。
ただ、ジャンケンといっても後出し・先出しアリアリなので、相手の動きをじっくり見て、後出ししたり。また、先出しするフリをして、出す技を変えたりできます。読み合いと言えましょう。
このような「読み」や「フェイント」・「不意打ち」などをどれだけ相手に気づかせずに行うかが鍵なのではないでしょうか。ぜひともこの「スマッシュ>掴み>回避>攻撃」の「三すくみ」を練習して、マビ英PVPをお楽しみくだされば幸いです!
以上マビノギ英雄伝PVP基礎講座でした。